八ヶ岳ライフ独自調査|移住者が「本当は欲しかったサポート」TOP5(茅野市・原村・富士見町|西麓エリア)
- info991630
- 1月13日
- 読了時間: 5分

移住は、物件の契約がゴールではありません。むしろ本番は、引っ越し後に「生活が回り始める瞬間」から始まります。
八ヶ岳の空気、水、森の匂い、季節の光は確かに魅力的です。でも、生活の段取りが整っていないと、その魅力はゆっくりとストレスに変わってしまうことがあります。自然はやさしい一方で、こちらの準備不足には容赦がありません。
そこで今回は、八ヶ岳ライフが移住者から日々受け取る相談・聞き取りをもとに、移住後に「本当はこれが欲しかった」と声が多かったサポートをランキング形式でまとめました。
移住を検討中の方にとって、夢や憧れだけでなく、現実の暮らしを成立させるための参考になれば幸いです。
《調査から見えてきた結論》
移住者が求めていたのは「移住の楽しさを語る案内」よりも、暮らしを破綻させないための地図でした。
具体的には、つまずきやすいのは次の3つのタイミングです。
▶ 契約〜引渡し直後:手続き・名義変更・段取りの量に圧倒される
▶ 最初の冬:除雪・凍結・運転・暖房費で現実が一気に立ち上がる
▶ 1年目の終盤:地域との関係、維持管理、お金の負担がはっきり見える
《移住者が欲しかったサポートTOP5》
1位:生活インフラの「名義変更・手配・業者ルート」
引っ越してすぐに必要になるのが、生活インフラの立ち上げです。
電気は比較的スムーズでも、田舎暮らしで本当に詰まりやすいのは
水・排水・ガス・ネット の4つです。
たとえば、こんな声が多く聞かれます。
❖上水道なのか、簡易水道なのか、井戸なのか分からない
❖名義変更の窓口が見つからず、何度も電話をかけ直した
❖浄化槽の管理会社が分からず、点検や汲み取りが遅れた
❖プロパンガスの契約条件が地域ごとに違い、料金も比較できなかった
❖ネット回線の工事が想定以上に先になり、仕事に支障が出た
移住者が欲しかったのは「連絡先」だけではありません。
手続きの順番、注意点、冬までにやること、代替案まで含めたものでした。
2位:冬の暮らし設計(除雪・運転・凍結・日射)を“生活単位”で教えてほしい
八ヶ岳移住で最も現実が出るのが冬です。
雪が降ること自体よりも、「雪が降った日の生活が回らない」ことが大きなストレスになります。
❖朝、車を出せず通勤や送迎に時間がかかる
❖日陰の道路が溶けず、同じ村内でも別世界のように滑る
❖水道が凍結し、原因が分からず復旧に時間がかかる
❖暖房費が想定より上がり、家計の見通しが崩れる
移住者が欲しかったのは、「冬は寒いです」という説明ではありません。
この家・この道・この標高で、冬の生活をどう組むかという具体的な設計でした。
特に重要なのは、日当たりの“印象”ではなく、冬の低い太陽での 日射の入り方。
道路も「幅」より「坂」「北向き」「風の吹き溜まり」など、生活に直結する条件が効いてきます。
3位:区(町内会・財産区)との付き合い方を、最初から現実的に案内してほしい
田舎暮らしは、家だけで完結しません。
水利や道路、里山、景観など、暮らしの土台が地域とつながっています。
移住者からは、こんな声がよく上がります。
❖入区の手続きや区費が分からず、後から慌てた
❖役や作業の頻度が想定より多く、生活リズムが合わなかった
❖何が「お願い」で何が「義務」なのか、境界が見えず不安だった
「地域の付き合いが不安」というよりも、実際はルールが見えないことが不安というケースが多い印象です。
移住者が欲しかったのは、精神論ではなく、「何を」「いつ」「誰が」「どの程度」やるのかが分かる、現実的な説明でした。
4位:土地・建物の「見えないリスク診断」を、暮らし目線でしてほしい
移住後に困るのは、図面や登記だけでは読み切れない「生活リスク」です。
そしてこれは、住み始めてからゆっくり効いてきます。
❖境界が曖昧で、杭が見つからない
❖排水が弱く、豪雨や雪解けで初めて問題が出る
❖井戸水の鉄分、濁り、ポンプ更新など、維持費が読めない
❖山林の危険木や暗い針葉樹林が、日照や安全に影響する
❖農地の扱い(転用・農振・耕作要件)が想定と違い計画が止まる
移住者が欲しかったのは、「価値」や「相場」だけの説明ではありません。
暮らしが成立するかどうかを基準にした診断でした。
5位:購入後の伴走(改修・片付け・庭/畑・森・生活導線づくり)
移住は「引っ越し」ではなく、実際には小さな事業の立ち上げに近いです。
決めることが多く、やることが多く、体力と判断力を使います。
❖残置物の片付けが思った以上に重い
❖リフォームの優先順位が分からず、費用が膨らむ
❖庭や畑を始めたが、順番を間違えて手間が増えた
❖森の整備は、伐採よりも“光と風を入れる手入れ”が必要だった
❖雪・泥・薪・ゴミ・買い物の動線を考えず、暮らしが非効率になった
移住者が欲しかったのは、「全部やりましょう」ではありません。
固定費と手間を減らし、生活が回る形に整える伴走でした。
《移住前に確認しておくと安心な「10の質問」》
最後に、移住検討中の方向けに、現地で確認してほしい質問をまとめます。
水は上水?簡易水道?井戸?凍結対策は必要?
排水は浄化槽?雨の日に水が逃げる設計になっている?
冬、車はどこに停めて、どう出す?除雪の雪はどこへ捨てる?
道路は北向きの坂がある?日陰が残る場所は?
暖房は何が主力?燃料の補給と管理は現実的?
区費・役・作業は年に何回?欠席時の扱いは?
境界は明確?杭はある?越境の可能性は?
森は明るい?危険木は?間伐の必要は?
畑をやるなら農地の条件は?転用の見通しは?
1年目に「最小コストで回る暮らし方」は組めそう?
八ヶ岳移住の満足度は「景色」より「段取り」で決まる
八ヶ岳移住は、物件選び以上に「暮らしが回るかどうか」で満足度が決まります。
水・排水・冬・地域・森や畑――このあたりは、住み始めてから気合で何とかするより、
最初に段取りを組んでおく方が圧倒的に楽になります。
八ヶ岳ライフでは、購入前の確認ポイントから、引渡し後の生活インフラ・冬の備え・地域との関わり方まで、“暮らしが成立する形”を前提にご相談をお受けしています。
「自分の条件だと何がリスクになりやすい?」
「このエリアの冬の現実は?」
「井戸や浄化槽は大丈夫?」など、気になる点があればお気軽にお問合せください。
ご連絡お待ちしております。





