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原村の中古住宅は相場で買えない|鑑定士が教える5つの値踏み指標
原村で中古住宅を探すと、ほとんどの人があるところでつまずく。相場が分からないのだ。 都市なら「この駅・この築年数なら坪いくら」と市場が教えてくれる。ところが原村には、その手がかりになる公的な地価データが、ほとんど存在しない。国が原村に置いている地価調査地点は、村全体でたった1つ。毎年3月の地価公示にいたっては、原村を対象にした鑑定地点が見当たらない。隣の茅野市や北杜市、軽井沢が数十地点ずつ抱えているのと比べると、際立っている。 不動産鑑定士として土地を評価してきた立場から言うと、これは原村の弱点ではない。むしろ、買い方そのものを変えるよう迫ってくる、原村の本質だ。 なぜ原村には公的な値段の目安がないのか 国は、土地の値段が動く場所、取引が活発な場所に優先して評価地点を置く。動く場所だからこそ、毎年測り直す意味がある。逆に評価地点が置かれていないのは、「ここはわざわざ毎年測り直すほど土地が動いていない」と国が判断している、ということだ。 原村にある唯一の地価調査地点(標高997mのエコーライン帯の分譲住宅地)は、2016年が15,200円、2025
22 時間前


白馬は10年で価格が跳ね、茅野市は静かに沈んだ——数字で読む八ヶ岳西麓の不動産
国土交通省の地価データを並べていて、一つ奇妙な対比に気づきました。 同じ長野県の人気エリアなのに、白馬村の住宅地はこの直近で前年比+11%、軽井沢町は+10%、野沢温泉村にいたっては+16%と跳ね上がっている。ところが八ヶ岳西麓の茅野市は10年かけて約-8%、富士見町は約-14%。どちらも「移住で人気」と語られる土地なのに、価格の動きは正反対です。 この差は何なのか。そして、買う側にとってどちらが幸せなのか。 この記事は、八ヶ岳西麓(茅野市・原村・富士見町)で家や土地を探している方が抱く疑問——市場の動向、空き家が増える理由、茅野市・原村・富士見町の相場、別荘や田舎暮らし物件の探し方——を、すべてこの「価格の謎」を解きほぐす形で順番に答えていきます。書いているのは、この三町村だけを専門に、山林・農地・空き家・別荘を自社で買い取り再生している不動産鑑定士です。 数字を一段ずつ降りていきましょう。世界の大きな流れ → 八ヶ岳という場所の事情 → そして個別の物件、という順に。 そもそも、なぜ人は今こういう土地を選ぶのか 価格の謎に入る前に、まず一番大
3 日前


茅野市・原村・富士見町の地価は今どうなっている?業者139社の本音から読む八ヶ岳西麓の不動産市場(2026年4月)
不動産の話をするとき、私たちはたいてい「価格」を見る。地価公示、地価調査、取引事例。どれも数字で、誰が見ても同じように見える。 ただ、数字には映らないものがある。現場の不動産業者が、この半年、何を感じていたか——そこだ。 長野県宅地建物取引業協会と長野県不動産鑑定士協会が年2回続けている「不動産市況DI調査」は、まさにそこを拾っている。県内1,430業者に「半年前と比べて地価はどう動いたか」「取引件数はどう感じるか」を尋ね、その回答を指数(DI値)にしたものだ。2026年4月実施の第21回は、139社が答えている。 このシリーズでは八ヶ岳西麓3町村(茅野市・原村・富士見町)を中心に、半年に一度、同じ場所を同じ角度から見続けている。今回は地価そのものではなく、「業者の体感」という別の温度計を当ててみたい。なぜなら、この半年は数字に出にくい何かが現場で動いていた期間だからだ。 鑑定士の仕事は、価格という「結果の数字」と、現場が感じている「体感」の両方を突き合わせて、その土地の本当の動きを読むことにある。今回はその両輪のうち、後者を中心に置く。そして最
4 日前


八ヶ岳西麓・自社買取再生物件の見方
はじめに 当社が買取・再生した八ヶ岳西麓(茅野市・原村・富士見町)の物件を紹介していきます。 最初に、物件をどう見ているかだけお伝えします。 私たちが見ている5つのポイント 物件を見るとき、価格や築年数の前に、こちらを確認します。 1. 分散:電気・水・買い物先がひとつ止まっても暮らせるか 2. 自給:畑や井戸、薪が自分で確保できるか 3. 低い固定費:管理費や維持費で生活が苦しくならないか 4. 地縁:区や近隣と対等につき合えるか 5. 戻せる:将来、暮らしを縮小したり用途を変えたりできるか 5つ揃う物件が「長く住める物件」です。 1つでも欠けると、安くても要注意です。 物件は4つの束で見る 紙の上の「土地と建物」だけが物件ではありません。 ・土地:畑・水・日当たり・標高 ・地縁:区や近隣との関係 ・周辺の機会:近所で次に出る物件情報 ・行政の下地:農地転用や境界確定のしやすさ この4つを束にして引き渡すのが、当社の自社買取再生です。 事例1:原村・標
5月1日


八ヶ岳ライフ独自調査|移住者が「本当は欲しかったサポート」TOP5(茅野市・原村・富士見町|西麓エリア)
移住は、物件の契約がゴールではありません。むしろ本番は、引っ越し後に「生活が回り始める瞬間」から始まります。 八ヶ岳の空気、水、森の匂い、季節の光は確かに魅力的です。でも、生活の段取りが整っていないと、その魅力はゆっくりとストレスに変わってしまうことがあります。自然はやさしい一方で、こちらの準備不足には容赦がありません。 そこで今回は、八ヶ岳ライフが移住者から日々受け取る相談・聞き取りをもとに、 移住後に「本当はこれが欲しかった」と声が多かったサポート をランキング形式でまとめました。 移住を検討中の方にとって、夢や憧れだけでなく、現実の暮らしを成立させるための参考になれば幸いです。 《調査から見えてきた結論》 移住者が求めていたのは「移住の楽しさを語る案内」よりも、暮らしを破綻させないための地図でした。 具体的には、つまずきやすいのは次の3つのタイミングです。 ▶ 契約〜引渡し直後 :手続き・名義変更・段取りの量に圧倒される ▶ 最初の冬 :除雪・凍結・運転・暖房費で現実が一気に立ち上がる ▶ 1年目の終盤 :地域との関係、維持管理
1月13日
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