八ヶ岳の医療体制は？安心して暮らすための病院情報

—— 自然の中でも、医療の安心はしっかり確保

八ヶ岳エリアは、美しい自然環境や穏やかな暮らしが魅力ですが、移住を検討する人が気になるのが「医療体制」。「もし病気やケガをしたとき、近くに病院はあるの？」「救急時の対応は大丈夫？」という不安の声も少なくありません。

そこで今回は、北杜市・富士見町・原村・茅野市の4エリアを中心に、医療機関の情報と地域のサポート体制をわかりやすくご紹介します。

🏔 八ヶ岳エリアの特徴と医療の安心度

八ヶ岳周辺には、山岳リゾート地でありながらも総合病院・地域密着クリニック・救急医療センターが整備されています。高原での自然生活を送りながら、都市部並みの医療サービスを受けられるのが魅力です。

「日照時間日本一」を誇る明るいまち。南アルプスの麓に位置し、子育て世代の移住が増加中です。

主な医療機関
- 北杜市立甲陽病院（長坂町）：内科・外科・整形外科など総合的に対応。救急指定病院。
- 白州診療所：地域に密着した一次医療を担う。
救急体制　甲府市の「山梨県立中央病院」などと連携し、重症時も迅速に搬送可能。
ポイント　自然豊かな環境でありながら、医療・教育・生活施設がコンパクトにまとまっているため、高齢者や子育て世帯にも安心。

諏訪湖と八ヶ岳を望む高原のまち。冷涼な気候と静かな環境が魅力で、ペンションや別荘も多いエリアです。

主な医療機関
- 富士見高原医療福祉センター：内科・外科・整形外科・眼科など。リハビリ施設も併設。
- 小池医院・富士見やまびこクリニック：日常的な診療・予防医療を実施。
救急体制　諏訪赤十字病院（諏訪市）との連携で24時間体制の搬送ルートを確保。
ポイント　高原リゾートでありながら、医療・福祉が整備された「安心して老後を過ごせる町」として人気上昇中。

「星降る里」と呼ばれる静かな高原地帯。アーティストやリモートワーカーの移住が増えている注目エリアです。

主な医療機関
- 原村診療所：内科・小児科・整形外科などを中心に地域医療を支える。
- 訪問介護・看護ステーション：高齢者・在宅療養者向けのサービスも充実。
救急体制　茅野市の諏訪中央病院と連携し、夜間・休日もスムーズに対応。
ポイント　人口規模は小さいものの、地域住民と医療スタッフの距離が近い。予防医療や健康講座なども盛ん。

八ヶ岳の玄関口。諏訪地域の中心的都市として、医療体制がもっとも充実しています。

主な医療機関
- 諏訪中央病院（茅野市玉川）　　地域医療の中核を担う総合病院。救急・入院・専門外来・リハビリ・緩和ケアまで対応。
- 茅野市医院・各クリニック：小児科、内科、婦人科、歯科などが多数。
救急体制　24時間救急受け入れ体制を確保。ドクターヘリの出動にも対応可能。
ポイント　医療・教育・買い物・交通がそろうエリアで、移住者からの満足度が非常に高い。

八ヶ岳エリアでは、緊急時も安心できるように広域医療ネットワークが整備されています。

また、各自治体では高齢者の見守り・医療相談・健康づくり事業も進められており、安心して暮らせる地域医療の仕組みが整っています。

八ヶ岳での生活は、都会の便利さとは少し違うかもしれません。けれども、「自然の中で健康的に暮らし」「万が一のときには安心して頼れる医療体制がある」。

この2つが揃っているのが、八ヶ岳の魅力です。