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創立から14年の6月11日に——鑑定から売買へ、八ヶ岳ライフの歩み

  • 6 日前
  • 読了時間: 2分

2012年6月11日、八ヶ岳ライフ株式会社を設立しました。今日でちょうど14年になります。窓の外では、泉野や豊平の田んぼに水が張られ、植えられた苗が落ち着いてきた頃です。

起業そのものが、私にとって最初の転機でした。東京の大手不動産会社を辞めて、生まれ育った茅野市に帰ってくる。その決断とともに、この会社は始まりました。柱は売買と鑑定の二本。比重としては鑑定が主でした。不動産鑑定士として評価の仕事を軸に置き、売買はその傍らで扱う形です。

その後、転機は二度ありました。

一度目はコロナです。国が「会社を潰さない」方向に大きく舵を切り、債権整理の案件がなくなりました。それまで鑑定の仕事の一角を支えていた需要が消え、鑑定は激減しました。

二度目はAIです。事例を集め、比較し、補正するという鑑定の一次作業の多くを、AIが担えるようになりました。鑑定の仕事は、さらに減りました。ただ、この二度の波で、はっきりしたことがあります。机の上の仕事は、制度や道具の変化に左右される。左右されないのは、現地に立って土地を読むことと、この地域の中で人とつながり続けることです。

それで現在は、売買を専業にしています。茅野市・原村・富士見町の三町村に絞り、山林・農地・空き家・中古住宅・別荘を、仲介だけでなく自社で買い取り、整えて、お渡しする。鑑定士の評価の目は、いまも全ての査定と買取判断の土台にあります。鑑定が主だった時代があったから、いまの売買がある。順番が逆だったら、この形にはなっていなかったはずです。

14年で派手なことは何もしていません。これからも、一件ずつ現地に立ち、一件ずつ判断する仕事を、淡々と続けていきます。

15年目も、どうぞよろしくお願いいたします。

八ヶ岳ライフ株式会社 代表 朝倉宏典

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