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飲み会が戻らなかった年、そして2026年暮らしの構造転換へ
東京モデルが静かに役割を終え、暮らしは再配置され始めた 2025年を振り返ると、それは大きな崩壊が起きた年ではありません。しかし確かに、 戻らなかったものがある年 でした。 東京では、飲み会が戻らなかった。 居酒屋は営業している。人も集まる。それでも一次会で終わり、深まらない。 これは景気や気分の問題ではありません。 東京モデルという生活構造が、静かに役割を終えたサイン です。 コロナは原因ではなく「境界線」だった 「飲み会がなくなったのはコロナのせい」この説明は、2020年当時は正しかった。 しかし2025年、コロナはすでに過去です。それでも飲み会は戻らなかった。 もし飲み会文化が、今の生活構造に合っていて合理的なら、反動で自然に復活していたはずです。そうならなかったという事実は、 コロナ以前から、すでに成立しなくなっていた構造があった ことを示しています。 コロナは文化を壊したのではなく、 壊れかけていた前提を可視化し、戻らない線を引いた にすぎません。 なぜ、あの頃の飲み会は楽しかったのか サラリーマンの飲み会、大企業の同期飲み、大学サーク
2025年12月26日


2025新築マンション供給50年ぶり最低水準―― 都市型生活モデルの前提条件が、静かに崩れ始めている
2025年は、あとから振り返ったとき 「都市型生活モデルの前提条件が、静かに崩れ始めた年」 として記憶されるはずです。 その象徴が、 新築分譲マンションの供給戸数が50年ぶりの最低水準になる というニュースでした。 これは不動産市況の話ではありません。 暮らしと働き方を支えてきた構造そのものが変わった 、というサインです。 新築マンション「氷河期」が示す本質 今回の分譲マンション供給減は、需要が冷えたから起きているわけではありません。 都市部で開発できる用地が枯渇している 建築費・人件費が不可逆的に上昇している 建設業の担い手が戻らない 金利上昇で事業リスクが高まっている つまり、 分譲マンションが「事業として成立しにくくなった」 。 これは景気循環ではなく、 前提条件そのものの崩壊 です。 なぜ価格は下がらないのか 供給が減れば価格は下がる。それは、住宅が生活インフラとして機能していた時代の理屈です。 今は違います。 供給は戻らない 都市に住みたい一定層は残る 資産保全・投資マネーが価格を下支えする 結果、新築マンションは**「普通の暮らしの器
2025年12月26日


地方創生の鍵はローカル企業
「地方創生」と聞くと、移住者を増やす施策や観光の強化を思い浮かべがちです。けれど本丸はそこではありません。本当に地域を強くするのは、地域で稼ぎ、地域で回し、地域の暮らしを支える“ローカル企業”です。 いま世界は、自由貿易が当たり前だった時代から、少しずつ別のルールへ移っています。保護主義の台頭、地政学リスク、エネルギー価格の変動、物流の混乱。こうした流れは、国単位だけでなく、生活者の足元である地域経済にも直撃します。だからこそ八ヶ岳のようなエリアで、「ローカル企業がどう挑戦し、どう成果を出せるか」は、地方創生の未来そのものです。 世界が“ブロック経済化”すると、地方はどう揺れるのか ブロック経済化とは、ざっくり言うと「世界が一枚岩でつながる」よりも「地域・陣営ごとに経済圏が分かれ、守りを固める」方向へ進むことです。 この変化が起こると、次のようなことが連鎖します。 🧭サプライチェーンが変わる :部品や資材が入りにくい、価格が乱高下する 🧭エネルギー政策が重くなる :電気・燃料のコストは、暮らしにも企業にも直撃 🧭食料安全保障が現実になる..
2025年12月23日


データセンターが電力に加えて「水」も大量に消費するというニュースを受けて― 八ヶ岳ライフの立場を明確にします ―
― 八ヶ岳ライフの立場を明確にします ― 最近、AIデータセンターが 電力だけでなく、水も大量に消費している というニュースが相次いでいます。 冷却のために地下水や河川水を使い、地域によっては生活用水や農業用水との競合がすでに問題になり始めています。 この報道を受けて、八ヶ岳ライフとしての立場をあらためて明確にしておきたいと思います。 八ヶ岳ライフは データセンター用地を取り扱いません これは専門資格や制度論の話ではなく、 八ヶ岳ライフが大切にしている価値観 による判断です。 データセンターは、 システムとしては場所を選ばない 人も常駐しない 遠隔運用が可能 と言われます。 しかし一方で、 電力は、その土地の系統から引かれる 水は、その流域からくみ上げられる 排熱や負荷は、その地域に残る という意味では、 極めて地域に依存した存在 です。 特に今回明らかになった「水の大量消費」という事実は、八ヶ岳西麓という土地の文脈と決定的に相容れません。 八ヶ岳西麓において 水は「資源」ではなく「暮らし」です 八ヶ岳西麓では、 森が水を涵養し 沢や湧水、水路が
2025年12月21日


フラット35が1億2000万円まで借りられる時代に、八ヶ岳移住を考え始めた人へ伝えたいこと、借金で安心を買う前に、借金が少なくて済む暮らしを考えてみませんか
住宅ローン「フラット35」の融資限度額が 8000万円から1億2000万円へ引き上げられる というニュースが出ました。 都市部で家を探している方にとっては、「選択肢が広がった」「これで買える物件が増える」と感じたかもしれません。 一方で、地方移住や田舎暮らしを考え始めた方の中には、「やっぱり都市で無理してでも買うべきなのか」と迷いが生じた方もいるのではないでしょうか。 今日は、その迷いに対して、 別の視点 を提示したいと思います。 借りられる額が増えても、暮らしは軽くならない 今回のフラット35拡張は、 住宅価格が下がったわけではありません。 東京23区では、新築マンションの平均価格はすでに1億円超。限度額が1億2000万円になったことで、 頭金が減る 借りられる人が増える という変化はあります。 しかし同時に、 借金総額は増える 返済期間は35年固定 生活構造は長期固定 という現実も生まれます。 これは 「安心が増えた」のではなく、「動けなくなった」 という側面も持っています。 移住を考える人が感じている“違和感” 移住を考え始める人の多くは、
2025年12月21日
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