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スキーとスケートが「普通にできてほしい」と思ってしまう理由― 雪のある八ヶ岳の暮らしが、子どもとAI時代に残してくれるもの ―
八ヶ岳で子育てをしていると、ふと自分でも説明できない感覚に気づくことがあります。 「長野県で育つなら、スキーとスケートは普通にできてほしいな」 できなくても、困るわけではありません。受験に有利になるわけでも、将来の仕事に直結するわけでもない。 それでも、なぜかそう思ってしまう。 この感覚を、ずっと不思議に感じていました。 スキーとスケートは“目的”ではなかった 週末にスキーに行き、別の日にはスケート教室があり、特別な練習をしたわけでもないのに、気づけば「普通に滑れる」ようになっている。 雪国では、こうしたことがよく起こります。 でも、よく考えると、スキーやスケートそのものが大事なのではありません。 上手である必要はない 競技を目指すわけでもない 続けなくても構わない それでも「触れていてほしい」と思う。 その理由は、 雪の中でしか育たない感覚 にありました。 陰陽ターちゃん式で見ると、こうなります 陽(目に見えるもの) スキーが滑れる スケートができる 雪遊びを楽しむ 陰(静かに残るもの) 足裏と重心への敏感さ 転ぶ前提で動く身体感覚 地面や状況
3 日前


長野県が「移住したい県」20年連続1位でも、暮らしが成立する場所は限られている── 茅野市・原村・富士見町、そして北杜市との決定的な違い
移住人気の正体は「ブーム」ではなく「構造」 長野県が20年連続で選ばれている理由は明確です。 豊かな自然環境 首都圏からのアクセス 市町村ごとの多様な個性 行政による移住支援・相談体制の積み重ね これは偶然でも一過性のブームでもありません。 移住が継続する仕組みを、20年かけて作ってきた結果 です。 ただし重要なのは、「移住者が増えている」ことと「移住後の暮らしが成立している」ことは まったく別の話 だという点です。 次の10年は「増やす」から「選別する」フェーズへ 移住者数が増えるほど、数字には表れない問題も同時に増えていきます。 移住後の生活破綻 冬の暮らしへの不適応 区や水利、集落文化との摩擦 思っていた田舎と現実のズレ これからの10年は、 移住者を増やす時代から 暮らしが成立する人・土地・地域が選ばれる時代 へ、確実に移行していきます。 八ヶ岳西麓は「構造が試される地域」 長野県の中でも、 茅野市・原村・富士見町 に広がる八ヶ岳西麓は、この選別が特に早く、はっきり表れる地域です。 理由は単純です。 標高差があり、気候の影響を受けやすい
6 日前


八ヶ岳移住、無理しなくていい暮らし、子どもと参加した、茅野市本町・御座石神社のどんど焼き
――「無理しなくていい」暮らしが、家族と個性を守り、AI時代を生き抜く力になる 先日、子どもたちと一緒に、茅野市本町の御座石神社で行われたどんど焼きに参加しました。 冬の夜の境内。松や正月飾りが組まれ、火が入った瞬間、炎の熱、はぜる音、煙の匂いが一気に立ち上がります。 子どもたちは少し緊張した表情で火を見つめ、やがて「暖かい」「すごいね」と言いながら、自然と輪の中へ入っていきました。 この光景を見ながら、「この土地で暮らす」ということの意味を、あらためて考えさせられました。 行事は「イベント」ではなく、暮らしの延長にある どんど焼きは観光イベントではありません。集客のための催しでもありません。 ・一年の区切り・火を通して厄を落とす・次の季節へ移る 暮らしの時間そのもの を、地域で共有する行事です。 都市では、季節行事は「参加するもの」「消費するもの」になりがちですが、ここでは 暮らしの延長線上 にあります。 「区」が機能している土地は、暮らしが壊れにくい 準備、火の管理、後片付けまでを担うのは区の人たち。誰か一人が仕切るのではなく、長年の役割と暗
1月15日


八ヶ岳ライフ独自調査|移住者が「本当は欲しかったサポート」TOP5(茅野市・原村・富士見町|西麓エリア)
移住は、物件の契約がゴールではありません。むしろ本番は、引っ越し後に「生活が回り始める瞬間」から始まります。 八ヶ岳の空気、水、森の匂い、季節の光は確かに魅力的です。でも、生活の段取りが整っていないと、その魅力はゆっくりとストレスに変わってしまうことがあります。自然はやさしい一方で、こちらの準備不足には容赦がありません。 そこで今回は、八ヶ岳ライフが移住者から日々受け取る相談・聞き取りをもとに、 移住後に「本当はこれが欲しかった」と声が多かったサポート をランキング形式でまとめました。 移住を検討中の方にとって、夢や憧れだけでなく、現実の暮らしを成立させるための参考になれば幸いです。 《調査から見えてきた結論》 移住者が求めていたのは「移住の楽しさを語る案内」よりも、暮らしを破綻させないための地図でした。 具体的には、つまずきやすいのは次の3つのタイミングです。 ▶ 契約〜引渡し直後 :手続き・名義変更・段取りの量に圧倒される ▶ 最初の冬 :除雪・凍結・運転・暖房費で現実が一気に立ち上がる ▶ 1年目の終盤 :地域との関係、維持管理
1月13日


八ヶ岳ライフの2026年「農ある暮らし」を応援します
AI時代、「カラダこそ資本」という記事を読んで ── なぜ今、八ヶ岳西麓なのか── そして2026年、八ヶ岳ライフが「農ある暮らし」に力を入れる理由 先日、日本経済新聞に 「さらば秀才、五感で学べ AI時代 カラダこそ資本」 という見出しの記事が掲載されていました。 AIが知識や分析を担う時代に、人間に残る価値は何か。その答えとして、記事は 五感・身体性・現場感覚 を挙げていました。 この記事を読んで、「やはり時代はここまで来たか」と感じた方も多いのではないでしょうか。 知識や正解は、もう希少ではない AIはすでに、 調べる まとめる 比較する 判断の候補を出す といった作業を、人間より速く、正確にこなします。 これまで価値があった「知っている」「正解を出せる」「要領がいい」といった能力は、 急速に希少性を失いつつあります 。 一方で、AIにはできないことがあります。 実際に動くこと 季節や空気を感じること その場で判断し、責任を引き受けること つまり、 身体を伴う現実 です。 都市の暮らしが「軽く」なりすぎた理由 都市生活は、長い間とても合理的
1月5日
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